歴史・時代小説
司馬遼太郎、藤沢周平、池波正太郎等
燃えよ剣
司馬遼太郎 / 1964年
新選組副長・土方歳三の生涯を描いた歴史小説の傑作。多摩の百姓の子から京都で剣を振るい、函館で散るまでの波乱の人生が臨場感豊かに描かれる。
功名が辻
司馬遼太郎 / 1965年
山内一豊とその妻・千代の内助の功を描いた歴史小説。尾張から土佐まで、戦国時代の夫婦の絆と立身出世の物語が各地の城郭とともに展開される。
竜馬がゆく
司馬遼太郎 / 1966年
幕末の風雲児・坂本龍馬の生涯を描いた国民的歴史小説。土佐から京都、長崎、下関と、龍馬が駆け抜けた日本各地の風景が臨場感豊かに描かれる。
国盗り物語
司馬遼太郎 / 1966年
油売りから身を起こし美濃一国を手中にした斎藤道三と、その志を継いだ織田信長の生涯を描く歴史長編。岐阜の山城と濃尾平野の風景が壮大に展開される。
故郷忘じがたく候
司馬遼太郎 / 1968年
薩摩に連行された朝鮮陶工の末裔が、400年を経てなお故郷を忘れず陶芸を守り続ける姿を描いた短編。鹿児島・苗代川(美山)の薩摩焼の里が舞台。
鬼平犯科帳
池波正太郎 / 1968年
実在の火付盗賊改長官・長谷川平蔵を主人公にした時代小説の大傑作。江戸の両国・深川・日本橋界隈の風情が、人情味豊かな筆致で描かれる。
坂の上の雲
司馬遼太郎 / 1969年
明治時代の松山出身の三人の青年——秋山好古・真之兄弟と正岡子規——の生涯を通じて近代日本の歩みを描いた歴史長編。松山の風景が随所に登場。
剣客商売
池波正太郎 / 1972年
老剣客・秋山小兵衛と息子・大治郎の活躍を描いた時代小説。江戸の隅田川沿いや上野・浅草界隈の四季折々の風景が物語に彩りを添える。
たそがれ清兵衛
藤沢周平 / 1988年
庄内藩の下級武士・井口清兵衛の質素ながら誠実な生き方を描いた時代小説。藤沢周平の故郷・鶴岡と庄内地方の風景が作品に深く息づいている。
蝉しぐれ
藤沢周平 / 1986年
架空の海坂藩(山形県鶴岡市がモデル)を舞台にした藤沢周平の代表作。少年の成長と秘めた恋を、東北の四季とともに描く時代小説の傑作。映画化もされた。