与謝野晶子 / 1901年
明治の歌人・与謝野晶子の処女歌集。大胆な恋愛感情を詠んだ情熱的な短歌で文壇に衝撃を与えた。晶子の故郷・堺の町並みがその感性を育んだ。
やは肌のあつき血汐にふれも見でさびしからずや道を説く君。
髪五尺ときなば水にやはらかき少女ごころは秘めて放たじ。
春みじかし何に不滅の命ぞとちからある乳を手にさぐらせぬ。
やは肌のあつき血汐にふれも見でさびしからずや道を説く君
君死にたまふことなかれ