芥川龍之介 / 1927年
精神病院の患者が語る河童の国の風刺的物語。上高地の穂高山麓で河童に出会い、地下世界に迷い込む。芥川が愛した北アルプスの風景が幻想の入口となる。
何か僕の将来に対する唯ぼんやりした不安である。
僕はあの河童の国へ行った経験を話したいと思います。